浮気とか不倫というのは、まだわかるんです。
(わかるといっても、それをやろうとする人々の本能、欲求は想像できる、という程度の意味です。実行してもオッケーという意味ではありません。)
重婚って、何をしたいのかが想像不明です。
中川某という国会議員が愛人トラブルで経済産業政務官をやめ(やめさせられ?)、自民党離党までした件で話題になってる重婚。
本人はオフィシャルサイト(リンク切れが発生、サイトを削除したのでしょう2019/04/13)で「重婚はやってない」と主張されてるようですが、それはいいとして、重婚ってなにがしたくて犯す罪なんだろう。
(ちなみにタイトルはまだ「自由民主党」が残ってますね。)
替わりに、フェイスブックを貼っておきます。
ウィキペディア先生の記事を引用します。
本条の立法趣旨は一夫一婦制であり、実質上の一夫一婦制をも志向するものとされるが、本条の「重婚」は法律婚が重複して成立する場合に限られる。法律上の婚姻と事実婚(内縁)の重複は本条で禁止される重婚ではない(重婚的内縁)。
法律が禁じている重婚は、法律上の婚姻を重ねて行うことです。なので、実質的に結婚しているのと同じような状況(事実婚とか同棲とか)は禁じてはいません。
前の配偶者との離婚が成立したと思ってあらたな結婚をしたけど、実際には成立しておらず、重婚となってしまった、という過失なら、それも理解できます。
でも、意図して、つまり法律上の結婚をした配偶者がいるにもかかわらず、別の人と結婚しようとする行為(この場合、刑法上の重婚罪)って、何がしたいからそうするんでしょうか。
法律上の結婚は、いろいろな義務が生じます。
相手方を扶養する相互扶助とか、財産分与だとかなんとか。
「正々堂々とエッチできる」とかのレベルを超えてます。
罪だと知っていたとしても、知らなかったとしても、重婚をしていたことはわかるはず。
単に、愛人と結婚式的なイベント、結婚ごっこをしたかったから、ならまだわかるけど。
二重の結婚生活を送れるとでも考えてるんでしょうか。それとも、一夫一婦制への反抗なんでしょうか。
「結婚」をなんだと考えてるんでしょうか。
その昔、バレーボールの選手が重婚騒ぎを起こしたこともありましたね。
重婚を起こす連中は、さほどにアフォなんでしょうか。
「官僚国家の崩壊」(オヤジの著書)の前に、正常な倫理観の崩壊、親子関係の崩壊かな。
いや、親父も愛人問題だったな。