トイレが、尿や便を分析し、様々なデータを測定するという機能を持つ(すでに実現されている?、これから展開されていく予定?)ことは知られています。
家のトイレで朝、排尿。
その結果、尿酸値が「ちょっと高め」と出た。「おっ、そしたら今日はお酒止めとこう」とか、血尿だったからすぐに泌尿器科を受診せな!とか。
このたび、そんなデータを収集する(あくまで匿名で)という公衆トイレが登場した(とかしないとか)というニュースです。
「データ収集する公衆トイレ」は是か非か(小林 啓倫) - 個人 - Yahoo!ニュース 〜リンク切れ
結論から言うと、この話は架空。
でも、技術的には可能で、そのような社会になったら、「あなたはデータを提供しても平気?」という話です。
みなさんは、どんな感想をお持ちでしょうか?
私の考えは以下のとおりです。
- 公衆衛生のために使われるなら、匿名でなら提供してもOK
- ただし、どこのトイレか(位置データ)、いつの排泄か(時刻データ)、という詳細の情報の提供には抵抗がある
です。
自宅のトイレでデータが分析され、それをもとに自分、家族だけがその情報を共有するならまだいいです。
ちなみに、上掲したリンク先に掲載されている、このニュースを紹介しているコンサルタントさん、H社のグループ企業の所属なんですね。
H社といえば、JRの乗降客のビッグデータを販売するとかしないとかで話題になった企業じゃなかったかな。
このビッグデータ、ぜひとも適切に扱って欲しいと願います。
【追記】現実になりました。
[st-card id=416 label='' name='']