※最後部に追記しました(2021/04/18)
春から高校生になる子どもにスマホを買ってあげようと考えてるそこのお父さん、お母さん!
自分が契約している携帯電話の家族割で追加するので安いだろ、くらいに思ってませんか。それ、ちょっと待ってて。
1.出費がかさむでしょ、携帯見直せますよ
中学生から高校生になると、いろいろ出費もかさみますでしょ。
部活やら塾やら。携帯電話もそうですよね。
携帯は7000〜8000円はあきらめてる? それはもったいない。
格安スマホ(別名 格安SIM、SIMフリー、MVNOなど。以下、格安スマホと表現しますね)なら1000〜2000円で済みますよ。
携帯電話本体の代金も含め、比較してみましょう。
2.大手キャリアと格安スマホの比較
大手キャリアとは、格安スマホじゃない昔からの会社です。具体的には、ドコモ、au、ソフトバンクです。
ここでは、ドコモの料金シミュレーションで計算してみました。
機種をiPhone8、ひと月あたりの通信量を5GB、電話は国内通話で1回5分以内の通話がかけ放題、ドコモの学割にしたところ、6,885円/月。これは2年間(24ヵ月)が前提となっていますので、24をかけて165,240円。
次に、格安スマホの料金。IIJmioでやってみます。
iPhone8=78,800円(Appleのサイトで調べました)
電話は「家族に10分以内はかけ放題、家族以外は3分以内でかけ放題」、通信量は5GBというのがないので6GBにしました。すると、2,820円。
これを24ヵ月にすると、146,480円。
iPhone8という最もハイスペックなスマートフォンで比較してもこれですから、もっと安いスマホ、iPhone6とか7、Androidにすると違ってきます。
単純な費用の計算だけでも安いのです。
3.料金だけじゃない格安スマホのメリット
料金以外にも大手キャリアのデメリットがあります。
まずは、あの「2年縛り」。
上記のドコモのかけ放題は2年の契約が前提です。途中で解約すると約1万円の解除料金を支払う必要ありです。
その間は機種の変更もできません。
端末の代金やその他で適用されている割引がたくさんあるのですが、いずれも2年の契約が前提で割引されているため、2年はガマンしなければならないのです。
4.格安スマホにもデメリットあり
格安スマホにもデメリットはあります。
トラブルなどがあっても自分で解決するか、格安スマホ会社への電話やウェブサイトなどで相談するしかありません。
大手キャリアのように、お店にスタッフがいて、丁寧に(丁寧じゃないスタッフもいますが)対応してくれるわけではありません。
こういう点は覚悟しなければならないですね。
それでも、格安スマホの利用者はどんどん増えているらしいので、周りに探せば出てきます。わたしのようなブロガーの体験記事、あるいは詳しく説明してくれているウェブサイトもありますから、さほど心配することはないと言えると思います。
逆に、お店、スタッフ、そういったものにお金をかけないからこそ、格安スマホはコストが低いのですね。
同じく格安スマホがお金をかけていないのが、電話回線です。
格安スマホは電話回線を借りてます。格安スマホのことをMVNOとも表現しますが、これはMobile Virtual Network Operatorの略で、日本語だと仮想移動体通信事業者です。つまりは、電話回線をドコモやauから借りているんですね。だから、回線敷設の費用がかからないのです。
逆に、回線を借りる立場なので、時間帯によっては接続が悪かったり速度が遅かったりします。
でも、わたしの経験では困るほどの場面に出くわしたことはありません。
その他、メリット・デメリットがあります。詳細はこちらのサイトに詳しいです。
人による(電子機器に詳しい、苦手だ)、生活スタイルによる(電話が多い、通信量が多い少ない等)等々で大手キャリアと格安スマホのどちらがいいのか。一概には言えません。
LINEの利用が多い・SNSをよく使うならLINEモバイルをオススメ。ただ、ソフトバンク傘下になったんですよね。経営があやういからソフトバンクが支援する形になったという噂もあります。
ちなみにわたしはLINEモバイルもIIJmioもUQモバイルも使った経験がありますが、ずっと続いて使っていて満足しているのがIIJmioです。
【追記】2019/05/18
LINEモバイルの速度低下が深刻です。UQ mobileにしようかな、と悩み中。
【さらに追記】2021/04/18
povo、ahamo、LINEMOなど大手のキャリアが安値プランをたくさん出してきました。
上に書いてきた記事があまり意味をもたないくらいです。
我が家の携帯を総とっかえしたので、以下の記事で紹介してます。