コマーシャルに出てくる方言をどう考えたらいいのか

この記事は、すっごく大したことない細かいことです。

「あふぉか、お前は」とお怒りの方も多いことでしょう。

でも、「こんなくだらないことを考える人間もいるんだな」ということだけでもわかっていただけたら、と書くことにします。

 

スーパーのテレビコマーシャルで、

「北海道がなまらうまい」

というキャッチフレーズとともに、北海道のうまい食材のフェアをやってますとお知らせするのがあります。

イオン なまらうまい

このCMをみてすぐに、

  • 北海道のものがうまそう、食べたい
  • このお店に行って買い物しよう

と思ったのは間違いないのですが、一方でなんとなく違和感を覚えたのも事実。

言葉の意味、みなさんはわかりますよね。方言を知ってるひとはもちろんですが、知らないひとも、想像も含め、だいたいわかると思います。

なまらうまい=とてもうまい

です。その言葉の意味に違和感を感じたのではありません。

このコマーシャルが方言をキャッチフレーズにしていることがなんとなくピンとこなかったんです。

方言を使うことで、北海道らしい雰囲気を出そうというのが、このキャッチフレーズの存在意義だろうという気はします。

 

いっぽう、この言葉「なまらうまい」がわからないという視聴者に、この方言を使う意味があるのか。

「もしかしたら、なまらうまい、は北海道の方言なのかな」

と、都合よく考えてくれる人もいるかもしれませんけど、言葉の意味がわからないひとにとって方言使うのがどうかな、と。

北海道の食材はうまい、だからぜひフェアに来てみて! と訴えたいのなら、方言を使うのはなんか違うんじゃないかなあ、と思うのです。

もちろん、同じことは他の地域のことでも言えるんです。北海道だけが問題なわけじゃありません。

わたしにとって北海道は身近な存在です。

北海道生まれではないし、北海道に住んでいるわけでもない。

でも、身近だし、言葉もある程度はわかります。だからこそ、上に書いたような変な発想をしたのかもしれません。

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