体を支え、付き添ってあげるだけでも命の恩人になることがある

特別お題「心温まるマナーの話」by JR西日本
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/jrwest

 

今年の春、私は久しぶりの転勤。

10年住んだ広島を離れ、今の地に移りました。

送別会。

部署の全員から一言メッセージをいただきました。最後になった、私の直属の部下の女性社員。

いつも元気ハツラツ、その日も会の冒頭から賑やかに盛り上がってました。私へのメッセージをしゃべり出した時も、賑やかにスタートしたのですが、ほどなくしてトーンが低くなり、そのうちメソメソ。

「電磁波さん(わたしのこと)は、私にとって恩人なんです。

昔、東京に出張したとき、羽田空港に向かう電車の中で偶然電磁波さんと一緒になったんです。

おしゃべりしてたら突然めまいが起きて、倒れこんだんです。その時、空港までずっと一緒に付き添ってくれて、助けてもらったんです。

あの時はありがとうございました。」

 

そういえばそんなことがありました。

めまいって、経験したことがない人にはわからないでしょうが、大変なんですよ。ひどいときは世界がぐるぐる回る。立っていられない。

「いったい自分はどうなってしまうんだろう?」

症状が苦しいだけでなく、不安にもなります。

わたし、経験者だからわかる。

だからこそ、彼女も、私に助けてもらった(といっても、体を支え、付き添っていただけなのですが)のがありがたかったのでしょう。

マナー、というのとはちょっと違いますが、特別お題と聞いて思い出した次第です。

 

【追記】2018/03/13

この記事ははてなブログ時代の、はてなで時々やる「特別お題」として書いたものです。

このブログは、はてなブログからレンタルサーバー+WordPressに移行しましたが、そういう経緯があるので、記事冒頭のリンクはそのまま残しました。問題があれば修正します。

 

 

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