はれのひに詐欺られた方々には気の毒だが、成人の日に振り袖は必須じゃない
ハレの日の着付け

はれのひという、着物を扱う会社が引き起こした、「晴れの日」を台無しにする詐欺行為らしき行動はまったくもって残念至極です。

 

 

この「事件」を聞いたわたしの率直な感想を書いてみたいと思います。

もしかしたら反感を買うかもしれないですけど。

ハレの日の着付け

 

 

0.前提

「はれのひ」の被害に遭われた方々には、「大変なことでしたね」としか声をかけることはできません。

「お気持ち、お察しいたします」的な安易な言葉もかけられません。残念なことでしたでしょう。

数十万、ニュースできいた人には3ケタ万円(100万円)以上も無駄にしたケースもあったようです。

大変な思いをされた方々が気を悪くする記事であろうということ、先にお断りしておきます。

 

1.成人式に振り袖は必須ではない

被害を受けられた方々には大変申し訳無いとわかっていながらの記事です。

成人式というイベントに振り袖は必須ではないです。

振り袖を着る人もいれば、いつもよりちょっと背伸びした洋服で出席する人もいます。

男性にいたっては、どちらかといえばスーツみたいな普段の服装の延長の割合が多く、羽織袴は少数派のような印象があります。

ふだんの服装で構わないはずです。

でも、一生に一度、成人式だからと、購入できる方々は着物を購入し、購入までに至らないという方はレンタルで済ませる場合もあります。

レンタルとはいえ、一生に一度なんですよね。でも、必須ではないですよね。

 

2.わたしの成人式

かくいう、50歳のわたしが出席した30年前の成人式。

わたしの故郷は田舎で、所得水準も高くありません。

ですので、成人式に女性が振り袖に出費をしなくてもいいように(=華美なものに出費しなくてすむように)、夏のお盆の頃に開催してました。今でもそうなのかはわかりませんが、華美過ぎるもの、無駄に高額なものへの出費を避ける実情は変わってませんので、多分続いていることでしょう。

成人式の開催時期以外についても、無駄なものに出費しないような仕組みがあります。

このような環境に生まれ育ったからか、はれのひの事件を見るわたしの目も、一部には覚めているものがあります。

福岡店は可能な限り対応する、ということが行われたようです。

これを美談で終わらせちゃいけないけど、「地獄に仏」だったことは間違いないでしょう。

 

 

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