厚生労働省の障害者の会議に車椅子の参加予定者がたどり着けなかった話

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車椅子の委員が、階段を上がれなかったため、厚生労働省の障害者政策を検討する会合に出席できなかった、というなんともお粗末な話。

 

お粗末を通り越し、障害者をバカにしている感が否めません。

おひざ元が何してるんでしょうか。

 

車椅子の参加者が事前にわかっているなら、車椅子の方が参加できる場所、あるいは介助する人を準備するなど用意するのが普通なのでは。

そういう法律も作ったんでしょ。

障害者差別解消法障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)が今年施行されました。

厚生労働省のサイトには、

障害者差別解消法に基づく対応要領・対応指針について

 平成28年4月1日から「障害者差別解消法」が施行されます。
この法律は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項や、国の行政機関、地方公共団体等及び民間事業者における障害を理由とする差別を解消するための措置などについて定めることによって、すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現につなげることを目的としています。
対応要領は、厚生労働省職員がその事務又は事業を行うに当たり、障害者に対して不当な差別的取扱いをしないこと、また、社会的障壁を取り除くための必要かつ合理的な配慮を行うために必要な考え方などを記載しています。
ガイドラインは、厚生労働省が所管する事業分野において、事業者が障害者に対して不当な差別的取扱いをしないこと、また、社会的障壁を取り除くための必要かつ合理的な配慮を行うために必要な考え方などを記載しています。日々の業務の参考にしていただきますよう、お願いします。

などと記されておりますぞ。(下線 筆者)

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厚生労働省にはエレベーターガールがいます。

今はどうかわかりませんが、以前行ったことがあるのですが、そのとき(十数年前)にはいました。

 

その方々は、多分障害者です。

「おひざ元の私たちは障害者を積極的に雇用してるんだ」ということなのでしょう。

アピールしているとまで言っていいのかわからないけど、ちゃんと努力しているよ、とは伝わりました。見世物にされているとしたら彼女たちはかわいそうだけど(私は少しそう感じたけど)、そうではないんでしょう、と思いたい。

それくらいはやってますけどね。

今回の不祥事は、担当者は恥ずかしすぎますな。

 

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