Macユーザーなわたしがスマホ(iPhone、Android両方のスマートフォン)で撮影した動画をWindowsパソコンへ保管するのって、すっごく面倒くさい。
で、無難に確実に保管する方法にようやくたどりつきました。
1.結論
先に結論を書いちゃいます。
それは、Googleフォトを使うということです。
WEB、スマホ(iOS、Android)アプリ、いずれも対応してます。
- スマホからGoogleフォトアプリで動画をアップロード
- Windowsパソコンでブラウザを起動、Googleフォトのサイトから動画をダウンロード
これだけです。
大容量の動画ファイルをアップロード・ダウンロードするので、Wi-Fi環境が必須です。
200〜300MB程度のファイルをやりとりするので、電話回線を使うととんでもないことがおきます。一気に上限の通信量になったり、月間あたりの通信量を使い果たしてしまいます。
なので、固定回線のWi-Fiなどの環境下で行う必要があります。
2.「ケーブルでつないだらカンタンでしょ」
「えっ?、ネット使わなくてもカンタンでしょ。ケーブルでつなげば」
という方、いらっしゃると思います。そう、簡単なことです。
でも、以下のような事象が起きるもんだから、少なくともわたしにとってはめんどくさくてしゃーないんですよ。
(1)環境
- スマホ:iPhoneSE(わたしの所有物)
- パソコン(自分用):Mac
- パソコン(家族用):Windowsパソコン(以下、PC。OSのバージョンは7か8)
(2)目的・用途
主に、
息子の部活の試合をわたしがスマホで撮影→息子がPCで動画をチェック
という用途での場面です。
(3)これまで経験した現象、めんどくさいこと
- iPhoneがPCで認識されない
- 認識されたiPhoneからPCへ動画ファイルをドラッグ・アンド・ドロップしたファイルをダブルクリックしても動画再生アプリが起動しない、再生できない
- 動画の取り込みのため、iTunesのダウンロードを促される・(インストール後はアップデートを促される)→うまく取り込むことができない
- 動画が上下反対になった状態で再生される、Windows標準装備のアプリで回転させる編集を施すが時間がかかる、処理が止まる
こういうのを経験しています。
これらの現象の理由としては、
- PCが非力
- OSのバージョンが低い
といった事情によると思われます。
また、わたしのiPhoneはわたしのMacだけに同期させているので、他のパソコンとはiTunesを連携させたくない、というエゴもあります。
それ以前に、iTunesのダウンロードや起動させるのにすんごく時間がかかる、という事情がそもそも高ーいハードルなんです。
なので、ケーブルでつないでの処理はしたくないんですよね。
3.あらためて、Googleフォトのメリット
そんなめんどくさがり屋なわたしを助けてくれるのが、Googleフォトです。
(1)Googleフォトが助けてくれること
- ケーブルが不要
- iTunesのダウンロード・使用が不要
- 動画ファイルの形式を意識する必要がなく確実に再生できる形になっている
- 上下反対になることはない(多分、Googleフォトが自動で認識してくれている)
そう、トラブルやめんどくさいことを全部クリアできるんです。
これを経験してしまったら、他の方法が前時代的です。
ただし、条件や制約があります。
- 光回線のWi-Fi等、高速で従量制課金(使用する通信量に従って料金が計算される)じゃない環境が必須
- Googleフォトには容量無制限でアップロードできるコースと元の解像度で15GBまでしかアップロードできないコースがあり、使い方によって動画の品質が落ちることを我慢しなくてはならない
前者はお分かりいただけると思います。
後者は、そんなにたくさんのファイルをアップロードしないとか、用が済んだらすぐにアップロードした動画ファイルを削除するとかでしたら元の解像度でもいいと思います。
わたしの場合は、息子のための動画も含め、すべての静止画・動画の保存先として使っているので、動画も静止画も元の解像度をあきらめています。(ただ、それでも十分な解像度です。動画であっても、まったく気になりません)
(2)Googleのかしこさ
Googleは、本音としてはあまり好きではありません。
たとえばビッグデータの扱いや彼らの戦略には、怖ささえ感じることもあります。
その点は、Appleが好きです。
でも、この記事で触れた、スマホの動画の上下反対ということを発生させず適切に処理したり、適度にファイル容量を圧縮しながら必要十分のレベルで画質を確保するといった技術的な機能については、Googleにすがる思いです。