乙武さんがワイドナショーに出てました。
正確には、乙武さんのお住いを松本人志、東野幸治、そのほかの出演者、そしてスタッフらが訪ねたというスタイルでした。
貯金も底をつき、仕事もなくなった、そんな話をされてたと思います。松本は、乙武さんは力のある人だからぜひ復活して欲しい、とも話をしてました。
それと、久しぶりに乙武さんの全身を拝見したなあ、という感慨でした。
そのテレビを観ていて、気になったことがありました。
1.乙武さんの介助がどの程度必要なのか
乙武さんは両手両足がありませんから、生活するためには介助が必要です。
そのことはみなさんもご存じだと思います。
わたしは以前から、相当な介助がないと乙武さんは生活できない、と想像してましたが、今回出演のテレビの映像から意外とそうでもないかな、という印象を受けました。
歩行器に乗ってなくても歩けるし、何かを持つ(腕ではさむ)のもそれほど苦ではないように思えました。
不謹慎かもしれませんが、
「ある程度は自分でやれるじゃん」
こんな感じです。
とはいえ、そのような障害を持たない人(健常者と表現しておきます)と比較したら大変なご苦労であることに変わりはないのですが。
2.乙武さんの不倫について
乙武さんは不倫をしてました。
それについてわたしは、
- ある程度介助が必要な人生
- 奥様がいない場面、たとえば仕事の場で献身的に介助をする女性がいたら、恋慕の情を抱くことになるのもありうること
- 健常者に比べたら、大目にみてもしょうがないかな
といった程度の感想を持っていました。ひらたく言えば、障害者は健常者より大目にみてもいいかな(という、ある意味差別)と。
が、先に挙げたような、“思っていたより介助が必要ではなさそうな”状況を見たら、この感想にも若干違和感を感じてきました。
- 「ある程度は自分でやれるじゃん」
- だったら、介助しなければならない方々の努力、献身の度合いもさほどではない
- やっぱり、彼の不倫は、健常者と同等に許せるものではない
との思いに変わりました。
3.不倫ができる条件
繰り返しになりますが、乙武さんは、貯金も底をつき、仕事もなくなったとのこと。
バッシングがあったり、元奥様とのやりとりがあったり、自分自身の反省があったからかもしれませんが、松本らとの会話の様子から見るに、もう彼は(しばらくは)不倫はしないだろうな、と感じました。
というのも、不倫、浮気(この2つの言葉の定義や違いがあるのかわかりませんが、ひっくるめて不倫としておきます)は生活、人生に余裕があるからできることで、彼には今はそれがなさそうに思えたのです。
というか、そもそもこの記事で言いたかったのは、男目線で見た場合、
不倫ができるのは(実行できるのは)金銭的にも時間的にも余裕があるからじゃないか
ということ。
ヒジョーに単純に申し上げて、わたしは不倫はできません。時間とお金と生活の余裕がないからです。
それよりも大前提で、モテないというのはありますよ。否定はしませんm(_ _)m
これまで、ゲス川谷やら桂文枝やら・・・たちの不倫について、
「犯罪だ」「法に違反していないから犯罪じゃない」「人間は動物。一夫一婦制を規則にしているだけ」「犯罪ではないが、不適切」
などなど、身近にいる人たちと議論をしてましたが。思い出したら、議論のうち、不倫を肯定している人たちってお金があったり自分で時間がコントロールできたり(自由業とかフリーランスとかいう意味)、といった人たちだったように思います。
あらためて、わたしは、法律に違反するのかしないのかわかりませんが、不倫は否定します。わたしも不倫しません。
そして、将来、わたしにお金や自由ができたとしても、不倫はしません。
↓ この頃の乙武さんは若くてフレッシュですね
- 作者: 乙武洋匡
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04/04
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
追記
こんな記事を見つけました。