お酒好きには、飲み放題のお店って魅力的ですよね。
わたしもビールが大好きなので、飲み放題の飲み会と飲み放題じゃない飲み会では、気分が全然違います。だって、飲み放題じゃなければ、飲めば飲むほどお金かかりますから・・・。って、それが当たり前なんですけどね。
でも、お店は損しないんでしょうか。
安いお店では1,000円/人とかだったりします。
生ビール(中ジョッキ)の平均的な価格は450〜500円程度でしょうか。
だとしたら3杯でもとがとれてしまいます。
3杯って、オレ5分ほどで飲んじゃいます・・・^^;
当然、損しないようになってるんですよね、居酒屋側は。
損するようであれば、飲み放題にしないはず。
で、わたしが経験した・知った範囲で、飲み放題でもお店は問題なしな仕組みをご紹介。
1.ビールの原価
そもそも生ビールって原価はいくらくらいなんでしょうか。
飲食店経営の経験者などが語る情報によると、ビールの原価は、中ジョッキでざっくり200円程度らしいです。
なので、飲み放題の料金が1,000円/人だとしたら、6杯以上飲まないと元が取れない。
これはなかなかのハードルですね。
ちなみにわたしは、大体8杯くらいは飲みますので、元とってますm(_ _)m
2.ビール以外の商品の原価
チューハイとかハイボールなどは原価が100円以下だったりするらしい。
となると元を取るためのハードルはもっと高い。
3.食べ物(フード)の注文を条件にしている場合
食べ物の注文を条件にしている場合があります。
たとえば、U店は300円以上の食べ物を2品以上、N店は価格にかかわらず2品以上という具合です。
先に書いたように、お酒の原価は安い。そして食べ物の原価も、安いらしい。
それを注文の条件にして、利益を確保するということのようです。
4.チャージ(席料)
チャージ(席料と言う場合もあるようです)として、280円とか300円程度が課される場合がありますね。
「飲み放題 1,000円 (チャージ 280円)」
チャージの表示を小さくしている、など
などと、チャージの存在をわかりづらくしてるのですよねえ。(PCデポの、高齢者に読みづらい広告と似てます・・・)
5.ジョッキの大きさが違う
正確にはビールの容量が違うということなんですが。
中ジョッキといっても、いろいろですよね。
明らかに「あー、ちっちぇー」と思うことがあります。
「1.ビールの原価」にも関係することですが、小さいジョッキだと原価が下がるわけですな。
6.人件費をおさえる
人件費のおさえ方にもいろいろあります。
ワ●ミさんの問題で、超過酷労働はやりにくくなりましたし、賃金のことは知るすべもない。
(1)時間帯で店員の人数を変える
古典的な話ですな。
たとえば、開店の午後5時には調理スタッフとホール(注文聞き、料理等の提供)だけだったり。
遅い時間帯になると、客がいるのも関係なしに「お疲れ様でしたー」と帰る店員がいたり。
(2)注文のIT化
注文聞き(三河屋さんw)をIT化。
タッチパネルが多いですが、N店だとタッチペンもありました。
ガジェット好きなわたしにとっては、タッチパネルだろうがタッチペンだろうが、ノープロブレム。
でも、ときどき、反応がめちゃくちゃ悪いタッチパネルがあります。あん時は、機械の限界と自分の年齢(年取ると指の脂がなくなり、タッチパネルに反応しない)に怒りを覚えます。
番外
店員の習性というかおもてなしのルールに違和感を覚えるときがあります。
X店で出会ったスタッフたち。
食べ物を厨房から客に持っていくときに、
「12番テーブル行ってきまーす」
と、他のスタッフに宣言してます。他のスタッフが
「行ってらっしゃーい」と応じます。
で、テーブルに置くときに
「おまたせいたしました」
は普通ですが、その後厨房に戻るときに、
「おまたせいたしました」
を他のスタッフに言うのです。客にはもうサーブしてるんだから、もういいやん。と感じるのは、アラフィフのおっさんです。