Evernoteは、わざわざわたしごときが紹介するまでもない、超有名なアプリ。
- テキストメモ、画像、WEBサイト、様々なファイルなどを保存(保存できるファイルの種類には、無料版とプレミアム版で違いがあります ※後述)
- 様々なガジェット(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でそれらのコンテンツが同期する
ざっくりすぎる説明です・・・^^; まあいいでしょう。
日記、ブログネタなどのアイデアの記録とか、あとで見るWEBサイトの保存等わたしは普段使いしてます。
※有料版と無料版ではこんな違いがあります。
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1.Evernoteは最強、だが、、、
Evernoteプレミアム版はほぼ完膚無きまでの最強メモアプリです。
でも、ひとつだけ気になる特徴があるんです。
それは、ブログネタとして書き留めた文章をEvernote上でコピーし、ブログの記入欄にコピーすると、余計な情報(タグとか)がくっついちゃうんです。
なので、Evernoteのテキストは書式データなしの貼付け(ブラウザのChromeだと「ペースとしてスタイルを合わせる」)という操作をしています。
それでも面倒です。
こういう心配がないのが、Simplenoteです。
2.名前のとおりシンプルな機能のSimplenote
Simplenoteは、Evernoteのテキストオンリー版だとお考えください。
テキストのみしか保存できません。でも無料です。
同期も、テキストのみだからなのか瞬時(シュンジ)です。オヒョイさんです(藤村俊二(シュンジ)さんのニックネームです。合掌)
それと、先ほど書いたEvernoteの欠点(コピペで余計な情報が付いちゃう)がない。貼り付けのとき書式のことを気にしなくていいんです。
なので、ブログを書くためのメモ機能としてはSimplenoteをメインで使っています。
3.Simplenoteだからこその同期機能の俊敏さがネック
そんなSimplenoteにて、先日体験したことです。
Simplenoteの欠点です。それは、競合したときの処理がないことです。どういうことか。
- ある日の夜、自宅にてMacでブログの記事の原稿を20%ほど書いた。その後、Simplenoteを終了せずMacをたたみ、スリープにした(ここでネットから遮断)
- 外出先にて、iPad(SIMフリー版。ネットに接続されている状態)でAの原稿の続きを書き、90%程度までできた。残りは、少し書き足し、全体を推敲すれば完了という程度まで進んだ。クラウド上にはこの内容が保存された
- 帰宅し、Bの続きを書こうとMacを起動、Macはネットに接続され、Simplenoteを起動。ここで、Aの20%時点での記事が上書き保存され、Bの内容が消えた
イメージしていただけましたでしょうか。そう、Bの部分のデータが無くなってしまったのです。
Simplenoteの瞬時の同期機能が悪い結果を生んでしまいました。
これは十分回避できました。
具体的にはAの下線部分、Simplenoteを終了せず起動したままMacをたたんだのを、Simplenoteを終了させてからMacをたたんでいれば、CでMac、Simplenoteを起動した際、Bで保存した記事が立ち上がり、90%のところから記事を書き進められたのです。
でも結果的には、20%で保存された状態で起動してしまったため、その状態が同期され、90%を上書きしてしまったのです。
このケースをEvernoteで行なっていた場合、AのデータとBのデータが「競合している」として両方ともデータを保存します。なので後から、どちらのデータを優先するのか、あるいはどちらかのデータを片方に書き写すといったことができるのです。
でも、Simplenoteにはこれがないのです・・・。
もしかしたら、わたしが、Simplenoteを無料版で、Evernoteをプレミアム版で使っているからそういう差があるのかもしれず、Simplenoteに有料版があるのなら同じことができるのかもしれないんですけどね。
この出来事は、Evernoteが良くてSimplenoteが悪いという単純な比較ではないと思います。両方のアプリ・機能の特性をわかった上で使い分けるのがいいのかな、と思います。
ですので、わたし的にはどちらもおすすめのアプリです。