JKは偉大な存在です。
50代のおっさんが、いまさらJKにココロのときめき の後編です。
登場人物の詳細は前編をご覧ください。
4.居酒屋のBさんに会いに行った
Bさんがアルバイトしている居酒屋に行けば彼女と話ができる。
ちょうどコロナが落ち着いてきて、会社も外食自粛のルールが少々ゆるめになったので、行ってきました。
50を過ぎたおっさんが、これほどドキドキするかな、というくらいに緊張。
でも、天竺鼠の瀬下よろしく、立ち止まらず扉を開けました。
店には誰もおらず。
あれ、開いてる?と不安になったけど、奥から出てきたのはBさん、続いて店長。
やってた、よかった。
しかも、客がいなかったので、ゆっくり話せる。
店長「あー、どうも」
Bさんはキョトンというような表情に見えたけど、店員としておもてなししようという気持ちがあふれた表情。
はっ、見抜かれていた。
というか、顔を覚えてくれていた。
まだビールを飲んでいないシラフでは、わたしは顔がこわばるしかない。
と返すのがやっと。
それから少しずつ、数日前から何度か電車で彼女を見つけたこと、昔お店で「しっかり仕事してる」って思ったこと、JKふたりでボクのことを見て笑われてた(と思った)ことなどをおしゃべりしました。
彼女たちがボクを見たのは特段の意味があったわけではなく、電車の中の人たちを見回すことがよくある、そのひとりがボクであったということだったそう。
「かっこいい」などということはありませんでした。
(あったとしても、そんなことは言えませんわな。)
(そんなわけで、彼女の顔アイコンは高岡早紀さんの画像を使わせてもらってます。)
そうだよなあ、彼女はわたしの子どもと同じ年齢なんだから、高岡早紀を知らないのも無理はない。
ここらへんから、いい感じで酔ってきました。
マスクしてたけど、美人な彼女にずっと見とれてました。
幸せな時間でした。
5.もうひとりの高校生、Cちゃん
この日、もうひとりのアルバイト、Cちゃんがいました。
Cちゃんも素敵な人でした。
就職の面接を受けてきた話を面白おかしく話してくれました。
「圧迫面接」と言ってもいい人数での面接だったようで、緊張したようだけど、最後には面接官と一緒に笑って終わった面接だったようです。
採用面接を仕事にしてるわたしは、面接での秘訣をスマホにメモしてるんだが、その1番目に書いていたのは「笑顔」と書いていた。
それを彼女に見せて、励ましたのでした。
Cちゃんは、お店に来た翌日に会釈してくれた。
彼女も顔はちゃんと覚えるし、そうやってコミュニケーションできる人。
Bちゃんといい、Cちゃんといい、おじさんおばさんの飲みの場でアルバイトするなんて大変だろうけど、朗らかに仕事するかわいい女子高生たちでした。
居心地のいい時間でした。
わたしは居酒屋、レストランなどなど、食べ物が美味しいことは重要じゃないとは言わないが、おもてなしとか居心地がいい、ということが一番必要だと思っています。
それこそが最高のサービスだと思ってます。
6.またお店に来る約束
以前、この居酒屋に一緒に飲みに来た後輩と、「また飲みに行こう」とこの日に約束してたので。
これからは、リラックスしてお店に来ることができますね。
7.記憶に残ったBさんの言葉
会話の中で気になった、記憶に残ったBさんの言葉。
そうなんだよなあ。
次に電車で会ったときは会釈程度かな。
高校生のアルバイトは原則禁止らしいからね。
でも、こうやっておしゃべりできた関係は「バイトのことを公にしてはいけない」という秘密の関係でもあるので、表立って知られない関係というのはなんとなく興味深い。
前編はこちら