日産、スバル、神戸製鋼の不祥事がニュースで盛んです。
日本の製造業、モノづくりへの信頼が揺らいでいます。悲しいことです。
1.父は日産に乗っていた
父は日産車をずっと乗り続けてました。
水道工事、土木などの事業をやっていたので、乗用車ではなく、今でうキャラバンみたいなバンなどの業務用車種でしたけどね。
毎月、日産からユーザー向けの小冊子が送られてきてました。
わたしはその小冊子が大好きで、届くのを首を長くして待ってました。
本を読むのは苦手なわたしですが、その小冊子は隅から隅まで読んでました。
なぜ父が日産車を続けていたのか、今ではわかりません。もう亡くなってしまいましたから。
父がもっとも親しくしていたおじさんがいます。「●●兄ちゃん」と呼んでたので、物心つくまで親戚、いとこだと思い込んでいたほどに仲がよかった。
その兄ちゃんはずっとスカイラインに乗ってました。かっこよかった。大きくなったらスカイラインに乗りたいと憧れてました。
兄ちゃんの影響だったのかな、父の日産は。
「日産は良かよね」
よく言ってた父。遺言みたいな存在になってしまった。
2.わたしが乗ってきた日産車
テラノ→ティーノ→セレナ
です。今は2台目のセレナです。以前ご紹介もしました。
[st-card id=322 label='' name='']アンチ主流派なわたしは、トヨタには乗りたくない。
スバル、マツダほどにこだわりはないし、本田宗一郎を尊敬するわけでもない。
やっぱりとにかく、父の存在かなあ。日産を買うことが当たり前になってました。
社会人1年目、多くの友人たちとスキーに行ってましたから、わたしの日産車はテラノからスタートしました。
CMも好きです、日産が。
セフィーロの井上陽水(昭和天皇)、「やっちゃえNISSAN」の矢沢永吉(今回の不祥事)など不幸にも放映中止になったCMもありますが、センスがあるなあ、といつも思います。
CM評論家でもあるわたしとしては、車メーカーに限らず全CM界でも好きな方です。
まあ、賛否両論あるんでしょうけど。
3.日産 in ルネッサンス
カルロス・ゴーンが日産にやってきて、間もなくの頃。
「日産はルネッサンスの中にいる」
というようなキャッチコピーのCMがありました。
ルネッサンスをアルファベットにすると、RENAISSANCE。
このなかにNISSANがいます。
RENAISSANCE
というわけです。
このCMが印象的だったし、実際、ゴーンは日産を立て直していきました。
高報酬の批判を浴びる彼。それだけの仕事をしてきたと、わたしは納得します。
ミシュラン、ルノー、日産。キャリアのスタートから彼は企業の立て直しをしてきました。
コストカッターとも言われるゴーンですが、不正カッター・不祥事カッターをやってほしい。まあ、それ(不正、不祥事が無い状態)が当たり前なんですけどね。