格安SIMの目的の1つは、携帯電話関係の費用を抑えることにありますね。
[st-cmemo fontawesome="fa-file-text-o" iconcolor="#919191" bgcolor="#fafafa" color="#000000" iconsize="100"]大手キャリアが好かん、という人たちが反骨精神的に使ってるというのもあるかも。噂でしかないが、大手キャリアの社員が「うちの会社がやってることは信じられん、と格安SIMにしてるって話もあるが[/st-cmemo]ケータイの用途は通話とデータ通信。
そのうちの通話について、格安SIMに変えたことでほんとに料金が安くなったのかどうか、9月を終える今、確認してみました。
1.前提条件
検証するのに、前提条件。
(1)格安SIMの契約の範囲内での使用の場合
わたしの通話に使っているスマホの格安SIMは、IIJmio。通話は「みおふぉん」。
みおふぉんの「みおダイアル」というアプリを使うと、50%の割引がききます。
割引前は20円/30秒ですが、みおダイアルを使うと10円/30秒になります。
これを比較の基準にします。
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(2)IP電話アプリを使った場合
IP電話アプリは通話料が安くなりますね。
わたしは「050plus」というアプリ(サービス)を契約してます。これだと、
- 固定電話あて:8.64円/3分
- 携帯電話あて:17.28円/1分
という料金体系になってます。
これで、比較をしたいと思います。
2.電話の頻度と時間はどんだけ〜
次に、この9月にわたしはどんだけ電話をしたのかを。
着信にもコストがかかるのでしょうが、コストが不明確なので、着信は無視します。
9月は、
- 発信(こちらからどこかへ電話する):11回
- 通話時間(ざっくり) :21分15秒
この通話時間を補足すると、通話をした時間が21分15秒ではありません。
1回あたりの通話時間が25秒だったとした場合、比較する両者では1分、あるいは30秒とカウントすると思います。1分あるいは30秒を料金の単位としているから、です。
なので、25秒は30秒として、55秒だったら1分として計算してます。
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3.さて、比較結果は?
以上の通話実績をもとに計算した結果、以下のとおりとなりました。
- みおダイアルのみを使った場合:430円
- 050plusのみを使った場合 :435.78円(111.78+(※)324)
※050plusの「+324円」とは基本料です。通話しようがしまいが、必ず発生する費用。
まあ、見事にほぼ同額、という結果でした。
4.それなりの結論
通話の実績は、わたしにとっては普通、あるいはちょっと多かったかな、という感じですが、まあこんなもんです。ということは、わたしにとっては、みおダイアルでも050plusでも同じくらい費用がかかるってことですね。
050plusは、格安SIMでも大手キャリアでも同じ商品なので、格安SIMにしたからこそ安くなったものではないです。
一方、みおふぉんダイアルは、IIJmioという格安SIMにしたから使えるサービス。
以上の検証は通話のみの比較でして、しかも「大手キャリアでも安くできる通話」と「格安SIMだからこそできる安いサービス」の比較です。
結局は、人(ユーザー)、利用状況によって違いが出るってことですね。