LINEモバイルを契約したっていう記事で軽く触れていたVAIO Phone A。
おまたせいたしました、このスマートフォンが好きだ、ということを書きます。
1.アルミニウムと強化ガラスのボディ
特に目をひくのが、裏面のアルミニウム。
アルミニウムの削り出しで製造されているそうです。
上部と下部の部品の取り付けが若干隙間があるのでアレなんですが、それでも全体としては高級感がありますね。ソニーのサイトには高剛性ともうたってます。
持っていて誇らしくなるデザインですな。
ただ、このアルミニウムのボディは、手に脂のなくなったアラフィフのおっさんにはスルスルしていて危なっかしい。ちゃんと持っていないと、手から滑り落ちそうです。シリコンみたいな素材のカバーをしないといかんかな。
2.デュアルSIM
デュアルSIM対応です。
2つのSIM(microSIMカードを1枚、nanoSIMカードを1枚)を差し込むことができます。いわゆるDSDS(デュアルシステムデュアルスタンバイ)です。
SIM2枚ではなく、microSIMカードとmicroSDメモリーカードを差す、ということも可能。
わたしは、LINEモバイルのnanoSIMをアダプターに入れたmicroSIMと、microSDメモリーカードを入れてます。
上の画像で、左下にあるのがnanoSIMで普通に装着しているところですが、左上にあるアダプターを使ってスロットの右側に装着します。microSDカードは左側に装着します。(したがって、nanoSIMとmicroSDカードを同時に使用することはできません。)
なぜこの2枚を使っているかというと、
- LINEモバイルのSIMを他のスマートフォンで使う可能性があるので、nanoSIMにした
- microSDカードでストレージを増やしたい(VAIO Phone Aの内部ストレージは16GB)
以下のように、なにもしないと若干容量が不足しそうなので。
というわけで、nanoSIMとmicroSDカードは同時併用できないので、nanoSIMをアダプターに入れてます。
3.シンプル
Androidというと、わたしのこれまでの経験だと、キャリアのアプリだとかコストを抑えるために一定期間入れておかなきゃいけない(ずっと入れていてもいいんだけど)アプリがわんさかはいっているというのが、使いづらさを感じる要因でもありました。
しかし、VAIO Phone Aは、このシンプルさ。必要最小限って感じです。
アプリもそうですが、アイコンのデザインもシンプルでいいですよね。
この要素も気に入ってます。
4.安曇野FINISH
最後はこれ、安曇野FINISH(フィニッシュ)です。
海外で製造しているけれども、日本での最終品質チェックで仕上げましたっというブランド(?)ですね。
これは、シャープの「世界の亀山」やアップルの「Designed in California」と同じような意味合いでしょうか。
品質としてのブランドをうたうキャッチフレーズとでも言えばいいんでしょう。
5.端末は非力
残念ながら、端末そのもののスペックとしては非力と言わざるを得ません。
VAIO Phone AとiPhoneSEとで同じアプリ、たとえばIngressとかポケモンGOをプレイしていると、どうしても動作がVAIOの方が遅く、また現在地の正確さも劣っている点を感じることが少なくありません。
これが、許容範囲なのか、許せないレベルなのかは人によるでしょう。
価格と性能のバランスですね。
わたしは許容範囲です。
昔は「世界のソニー」だったのでしょうが、今となってはしょうがないのでしょう。
それでも、低コストながらしっかり作られている、という印象を受けたVAIO Phone Aです。
わたしとしては、Androidで初めて「うん、これは使い続けてもいい」と思えるガジェットです。