Evernoteの日記についての蛇足、なぜ私は百年日記を書き始めたか

Evernoteで日記を書いている話を以前しました。

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この中で、百年日記的な日記の書き方をご紹介しました。

この「百年日記的な日記の書き方」、私は通年日記と呼んでますが、それは、あるきっかけで始めました。



文房具店で百年日記の日記帳を見つけたわけでもなければ、誰かに勧められたわけでもありません。自然発生的にです。そのきっかけと、結局は今は続けていないことをご紹介します。みなさんに参考になれば、と。

 

1.それは、12月14日から始まった

最初に始まったのは、12月14日です。

とある時期にお付き合いをしていた女性の誕生日です。Xさんとしておきます。

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「俺はXさんと結婚するだろうな」

 

Xさんに対して、そんなボヤーッとした感情を抱いてました。

もうこの女性が最高 というか、彼女以上の女性は出ないだろう、そんな思いから、「理想の女性ってどんな女性なんだろう」ということを書き留めました。

少ないのですが、過去にお付き合いしていた女性は、Xさんと比べてどうかとか、芸能人や有名人で理想的と思える人って誰だろうか、とか。そんなことを書きつづっていきました。

このような考えは、時間の経過とともに変わってきます。

あらたにデビューする芸能人を加筆したり、あるいは昔の彼女への感覚も年を経るにつれ変わってきます。それらに対し、Xさんはどうなのか・・・についても。

 

なので、違う年の同じ日に、「理想の女性とは」という切り口で、普通の日記に加えて、書き込んできました。

なかなかおもしろいものです。

同じネタを、毎年同じ日に書くという行為は、自分の変化を感じられて面白いものです。

好きな芸能人ランキングも変わっていくし。

理想の女性を考えると、その逆に理想の男性、ひらたくいえば、私はどうあるべきか、も必然的に考えることになります。

そのような日記の蓄積は、なかなかのものになっていきました。

 

結局、Xさんにプロポーズしました。

彼女は泣きながら喜んでくれ、受け入れてくれました。人生最高の日だったんじゃないかなあ。

 

2.通年日記をやめた理由

他にも、パソコンのHDDの整理をする日(何月何日だったか忘れました)とか、もう一つ同じネタで日を決めて書いていた日記がありました。

通年日記の面白さはずっと続いていました。

 

でも、止めることにしました。

それは、Xさんと私が結婚しなかったからです。「結婚できなかったから」が正確かな。

いろいろな事情で結局別れることになりました。

この「事情」は、事実としてわかっている原因もあれば、真相がよくわからない現象も影響しているかもしれず、あまり触れることはできません。

最高と思っていた女性と別れ、彼女を思い出すことがつらく、また別れることになった事情も、不可解なことがからんでいたりするらしいこともあり、振り返りたくなくなったのです。

 

その後、素敵な女性があらわれ、彼女と結婚してから、しばらくは理想の女性を書き続けました。

が、上掲のとおり、振り返りたくなくなり、また振り返る必要もなくなった(それだけ、妻が、私にとってかけがえのない存在であり素敵な女性だから)ので、やめました。

「今となってはいい想い出」とするほど生易しい恋愛ではなかったのですが(あ、私が未だにXさんに嫉妬してるとか引きずっているわけじゃなく、いろんな事情という部分です)、何も手を加えず放っておいたほうがいい話として、通年日記をやめました。

 

とはいえ、前回そして今回の日記の記事で、読者の方々から「通年日記、やるべきだよ」とのお声をいただき、その気になったら再開するかもしれません。

 

カローラIIにのって

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